「うちは北向きで日が入らないから、植物は無理だと思っていた」という方が多いです。でも、日当たりが悪い部屋でも育てられる植物はあります。大事なのは、その部屋の光の量に合った植物を選ぶことです。田中 誠が実際に管理している植物の中から、日陰に強いものを紹介します。
日陰に強い植物の条件 ¶
日陰に強い植物は、もともと熱帯雨林の林床(木の下)で育つものが多いです。直射日光が当たらない環境に適応しているので、北向きの部屋や廊下でも育ちます。ポトス、ガジュマル、モンステラ、スパティフィラムなどがその代表です。ただし「日陰に強い」は「光がなくていい」ではありません。蛍光灯やLEDの光でも育ちますが、窓から完全に離れた暗い場所では長期的に弱ります。
北向きの部屋でおすすめの植物 ¶
北向きの部屋でまず試してほしいのはポトスです。水やりの頻度が少なく、つるが伸びて部屋に動きが出ます。次にガジュマル。根上がりの形が面白く、小さな鉢でも存在感があります。どちらも、窓から1〜2m以内に置けば十分育ちます。窓がない廊下や玄関には、スパティフィラムが向いています。白い花が咲くこともあります。
水やりの頻度を調整する ¶
日当たりが悪い部屋は、土が乾くのに時間がかかります。晴れた南向きの部屋と同じペースで水をやると、根腐れの原因になります。目安は「土の表面が乾いてから、さらに2〜3日待つ」。梅雨の時期はさらに間隔を空けます。水をやりすぎて枯らすケースが、やらなすぎて枯らすケースより多いです。
植物を置く高さを考える ¶
日陰の部屋では、植物をできるだけ窓に近い高さに置くことが大事です。床に直置きするより、スタンドや棚の上に置いて、窓からの光を少しでも多く受けられるようにします。岐阜の工房Morikazeのスタンドは高さが45cmと60cmから選べるので、窓の高さに合わせて調整できます。
日当たりが悪い部屋でも、植物を諦める必要はありません。植物の種類と置き方を少し変えるだけで、部屋の印象が変わります。具体的な相談はLINEかメールでどうぞ。